家庭用蓄電池が注目されています。災害や停電などが起きた時に対応でき電力の不安を解消できるからです。しかし、家庭用蓄電池のメーカーはどこが良いのか、よく分かりませんよね。

そこで、家庭用蓄電池のメーカーについてや節約も出来て便利な暮らしにも繋がることを解説します。

蓄電池について

蓄電池(二次電池)とは、一回限りではなく充電を行うことにより電気を蓄えて電池として使用できる様になり、必要なときに必要な分だけ使うことができ繰り返し使用することが出来る電池化学電池)のことである。今回は、蓄電池が普及していく理由や注意したいこと、蓄電池の種類についてまとめました。

かつては産業用として使用されることがほとんどだった蓄電池ですが最近では住宅用として普及し始めています。

家庭用蓄電池のメーカー種類

京セラ

京セラでは、太陽光発電による蓄電を無駄なく活かす製品を開発しています。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への取り組みにも積極的で、国内の多数のハウスメーカーにも京セラの製品が採用されています。京セラが扱う家庭用蓄電池は、屋外に設置するタイプのリチウムイオン蓄電システムです。蓄電容量が大きく、長時間におよぶ電化製品の使用に耐えてくれるのが頼りになります。

京セラは、メーカー保証期間が長いのも特長で10年もの保証期間は、業界に先駆けて打ち出されたもの。太陽光発電関連の機器は、ソーラーパネルから蓄電システム、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)まで多彩に揃っています。家庭内での消費エネルギー節約につながるHEMSは、家電や電気システムと接続することで家電の自動制御や電気の使用量を見える化できる管理システムです。

京セラの家庭用蓄電池は3種類「マルチDCリンクタイプ」「大容量タイプ」「小型スタンダードタイプ」

マルチDCリンクタイプ「EGS-ML0650」

マルチDCリンクタイプはロスの少ない蓄電を実現し直流接続による太陽光発電からのダイレクト充電ができセパレート型でスリムな蓄電池ユニットのため屋外・屋内に設置可能です。

AI制御対応でナビフィッツ(HEMS)とのセットで、効率的な運転計画をAIが自動制御してくれます。

設定可能な運転モード

大容量タイプ「EGS-LM1201」

大容量タイプはハイスペック蓄電池モジュール搭載で蓄電システム容量12.0kWhと家庭用蓄電池でトップクラスの大容量となっています。

蓄えた電力を大きく活かせる出力で通常の連系時定格出力3.0kW、有事の際の自立運転時2.0kVAの出力が可能です。

大容量なのに薄型・小型の本体サイズで奥行わずか30cmと設置しやすい設計になっています。

小型スタンダードタイプ「EGS-LM0320」

小型サイズに最適なモデルならこれです。

省スペース設置や従来設置が難しかった敷地や屋内にも設置可能です。停電時でも操作できる室内リモコンを装備してタッチキーで操作が可能で停電時は画面のメッセージでお知らせ機能があります。

パナソニック

パナソニックは、リチウムイオン電池の世界シェアNO.1です

蓄電池市場においても知名度があり、太陽光発電と蓄電池の「創蓄連携システム」が有名です。

「創畜連携システム」はパナソニックは太陽光発電メーカーである強みを生かして蓄電システムとの連携を推奨し、さらにパナソニック製のエネファームを連携することでさらに経済的で、節電効果を生み出すことができます。

商品ラインアップが豊富で、停電時により多くの機器により長い時間電気を供給したい方向け製品は、スリムで小型なのに大容量、高出力で低価格となっています。スペース確保が難しいご家庭向けに壁掛けタイプもあります。

一般仕様と耐塩害仕様も選べて、個別に最適な蓄電池を設置できるのがパナソニックのメリットです。

創蓄連携システム「LJPB21A・LJPC31

創蓄連携システムとは、2つのパワーコンディショナをパワーステーションに一体化により電気を効率よく活用できます。太陽光発電の電気を蓄電池に直流で直接充電で電気の変換ロスが少なく効率よく電気を活用できます。停電時には電気が使えて安心できます。あらかじめ自動切換に設定しておけば天井照明や冷蔵庫などに自動で給電可能です。希望小売価格は、5.6kWhタイプが650,000円から、11.2kWhタイプが750,000円からとなっています。

リチウムイオン蓄電システム「LJ-SF50B」

蓄電容量は5kWhで設置しやすいスリムな小型デザインです。スマホの充電などにプラグ接続も可能です。こちらの製品も停電時には電気が使えて安心できます。あらかじめ自動切換に設定しておけば天井照明や冷蔵庫などに自動で給電可能です。停電時使用の目安として50Wの冷蔵庫1台と50WのLED照明2台と100Wの液晶テレビ1台と7.5Wの携帯電話充電2台を同時に15時間ほど使用できる出力があります。

リチウムイオン蓄電盤「LJ-SJ10A」

リチウムイオン蓄電盤は、蓄電容量が1kWhと必要最低限の使用でOKという家庭におすすめします。サイズは高さ605mm×幅350mm×奥行155mmと小型にもかかわらず、しっかり出力可能です。停電時使用の目安として50Wの冷蔵庫1台と50WのLED照明2台と100Wの液晶テレビ1台と7.5Wの携帯電話充電2台を同時に3時間ほど使用できる出力があり、停電時に短時間電力を供給するのにも役立ちます。またサイズが小型のため、壁掛けタイプとして取り付けできます。希望小売価格は、1kWhのリチウムイオン蓄電盤は398,000円です。

いずれのシステムも無償保証は10年、5.6kWh以上のシステムでは15年の有償保証も受けられます。

シャープ

シャープの蓄電池は、長寿命に設計されているのが特長です。8,000回充放電を繰り返しても70%の蓄電容量をキープできるのは、使いながらも安心でしょう。シャープの住宅用太陽光発電システムは、SUNVISTA(サンビスタ)というブランド名です。蓄電池単体でも使用できる他、シャープが誇る太陽光発電システムと連携しても使えます。専用のクラウドHEMSと組み合わせれば、さらに効率の良い蓄電池の使い方も可能です。天気予報に合わせて蓄電池の充放電を自動的にコントロールしたり、目標の電気代におさまるように節約アドバイスまでしてくれます。スマートフォンやタブレットから操作できるため、外出先からのチェックが手軽です。

コンパクトタイプ「JH-WB1621」

電気使用量が標準的なご家庭向けには設置しやすいコンパクトサイズ

電気使用量が標準的な家庭におすすめです。シャープなら太陽光発電も蓄電池もハイブリッドパワーコンディショナ1台で制御が可能なのですっきり設置できます。サイズは幅500×奥行360×高さ605mmで蓄電容量は4.2kWhとなっています。停電時などでも役立ちます。希望小売価格は363,800円税です。

大容量タイプ「JH-WB1821」

8.4kWhと大容量なので、 電気使用量の多い家庭や大家族向けにおすすめです。サイズは幅700×奥行360×高さ605mmで蓄電容量は8.4kWhとなっています。希望小売価格 549,800円税です。

屋内ミドルタイプ「JH-WB1711」

室内設置に適したコンパクトな蓄電池のためクローゼットや階段下など家の中のちょっとした空きスペースに設置できます。寒冷地や塩害地域での設置に適しています。サイズは幅520×奥行263×高さ500mmで蓄電容量は6.5kWhとなっています。希望小売価格は447,800円税です。

オムロン

オムロンは1933年に創業されたオムロンは、主に制御機器や電子部品を開発しているメーカーで医療機器製造で培った技術を活かし、高性能の機器を開発しているメーカーです。身近なところでは家庭用医療機器を扱い、環境に配慮した経営を行うためのトータルサポートなどの環境関連事業も行ってきました。

太陽光発電用パワーコンディショナーの主力メーカーのひとつで、蓄電システムの開発、販売も行っていて環境に配慮した事業に意欲的で、太陽光発電と蓄電システムの連携で省エネを目指しています。

オムロンは、3種類のシリーズに分けて家庭用蓄電システムを展開しています。「KP55Sシリーズ」「KP48S2シリーズ」「KPACシリーズ(A・B)」、それぞれの蓄電システムの機能があるのか紹介していきます。

KP55Sシリーズ

「KP55Sシリーズ」は、太陽光発電用ハイブリッド蓄電システムで、太陽光発電システムと蓄電システムのパワーコンディショナーが一体になったタイプです。容量アップでより多くの発電ができムダなく活用することが可能になります。

また、大容量にも関わらずコンパクトな設計でスペースを取らないところも、家庭用蓄電池としておすすめです。

売電の買取価格や電気料金の変化に対応した3つの運転モードがあります。

  • 売電優先の運転モード
  • 万一の停電に備える運転モード
  • 自家消費優先の運転モード

「売電優先の運転モード」は余剰電力は売電して、夜間電力で蓄電池に充電し、朝夕は蓄電池から電気を使って電気代を節約します。

「万一の停電に備える運転モード」は蓄電池の残量を確保して万一の停電時に使用できるようになります。

「自家消費優先の運転モード」余剰電力は蓄電池に充電して、朝夕夜間までできるだけ自家消費を優先する運転モード。

KP48S2シリーズ

「KP48S2シリーズ」は太陽光発電用ハイブリッド蓄電システムです。

KP48S2シリーズも上記と同じ売電の買取価格や電気料金の変化に対応した3つの運転モードがあります。

KPACシリーズ(A・B)

「KPACシリーズ」は、産業用と家庭用の共用ハイブリッド蓄電システムで太陽光発電にも後から設置でき、余剰電力を貯めて活用できます。小型サイズで省スペースなので、置く場所にも困らないです。

また、太陽光発電に蓄電池を後付けする場合は、パワーコンディショナーをハイブリッドタイプにする必要があります。しかし、本機はすでに設置された太陽光発電システムに後からでも連携できるため、機材の買い替えコストが少なくてすむのもメリットです。

 

家庭用蓄電池は様々なものがあるので比較して検討しながら最適な蓄電池を選ぶことが大事です。

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