バッテリー容量の選ぶ基準
庭仕事や普段使いには150Wh以上がおすすめ
家庭ではパソコンやスマホなどの容量が少ないため比較的出力がいりません。
そのため、コンパクトで持ち運びに便利な物がおすすめです。
また庭仕事などに使う電動工具にも給電できます。
コンセントで延長コードを使わなければいけない家電などでもポータブル電源なら気にせず使えます。
アウトドアなどのキャンプや車中泊では400Wh以上がおすすめ
キャンプや車中泊で使うなら、400Wh以上がおすすめです。
証明や扇風機、小型冷蔵庫、電気毛布などを使うことができるため快適に過ごせます。
別売りのソーラパネルを利用すれば電気の消費が気になりません。
停電などでの災害時の備えでは1000Wh以上がおすすめ
災害時の備えには、1000Wh以上がおすすめです。
省電力の家電はもちろんのこと炊飯器やIHなども使えます。
1500Whくらいの容量があれば約5~6日の期間に耐えることができる容量となっています。
1000Whでも容量に不安であれば2000Whや3000Wh、6000Whなどの大容量タイプのポータブル電源もあります。
ポータブル選びの注意点
早く購入して失敗してしまったら意味がありません。
事前に注意点を把握して備えておきましょう。
サイクル回数2000回は、寿命どのくらい?
サイクル回数の1回分は満充電した状態でカウントします。
例えば、50%を2回使い切ってサイクル回数1回分になったり、30%を2回と40%1回でもサイクル回数1回分です。
使い方次第で寿命は変わります。
一日2回使った場合、3年弱で寿命が来てしまいます。
また、ソーラーパネルなどを使って一日に何回も使った場合はサイクル回数のスピートが早く寿命が来てしまいます。
ポータブル電源の重量
ポータブル電源は大容量になるにつれて重くサイズも大きくなってしまいます。
家庭で災害の備えやたまにしか使わないのであれば大きくても問題はありませんが、キャンプや車中泊などの持ち運びしたい時などにはコンパクトで軽量サイズがおすすめです。
自分の使う用途によって持ち運べる製品を選ぶ必要があります。
- サイズがちょうど良くコンパクトで持ち運びに便利な重さは3kgまでの物です。
- もう少し性能がよくて長時間使いたい方は5kg前後がおすすめです。
- 容量を気にせずに使いたい方や高性能な物がいい方は10kg以上の物をおすすめします。
安全性
ポータブル電源はリチウムイオンバッテリー内蔵のものが多く安全性には十分気をつける必要があります。
海外ではバッテリーの事故が多くなっています。
事故の多くの製品は海外製品の物が多く使われていたからです。
日本製の場合安全性が高く設計されているので心配する必要はありません。
また、メーカー保証やアフターサービスが充実しているのも特徴です。
保管する時の注意点
ポータブル電源を長期間使わない場合は、直射日光が当たらない場所に保管してください。
冬場は気温が下がらない場所に保管してください。
保管場所が夏と冬で寒暖差が激しい場所は避けてください。
バッテリーは、高温、多湿、低温環境での使用は劣化しやすく、従来の性能が出なくなるので適した場所で保管してください。
コンセントに常時接続したまま使用していい?
製品のメーカーにより異なります。
製品によって常時コンセントに接続して使用できるものはあります。
常時コンセントに接続して使える製品かを事前に調べてから購入してください。
知らずに買った場合は、取扱説明書に書いてあるので確かめてから利用してください。
家庭などでの普段遣いでおすすめのポータブル電源
Goal Zero Yeti 200X (120V) Power Station
引用「株式会社アスク」
「Goal Zero Yeti 200X (120V) Power Station」は、サイズは20 x 13 x 13cmで重量が2.27kgです。
容量は187Whで出力はAC・Type-A×2・Type-C・PD・シガーソケットです。
庭仕事や日帰りなどのちょっとした電力を必要とする場面であれば十分足りる容量となっています。
Anker 521 Portable Power Station
引用「Amazon.co.jp」
「Anker 521 Portable Power Station」は、サイズは21.6 x 14.4 x 21.1cmで重量が3.7kgです。
容量は80,000mAh / 256Whで出力はAC×2・USB-C・USB-A×2・DC・シガーソケットです。
日帰りなどのちょっとした電力を必要とする場面であれば十分足りる容量となっています。
AUKEY PS-ST02
引用「楽天」
「AUKEY PS-ST02」は、サイズは14.3 x 14.3 x 24cmで重量が2.5kgです。
容量は219Whで出力はAC・USB-C・USB-A×3・DCです。
日帰りなどのちょっとした電力を必要とする場面であれば十分足りる容量となっています。
重量が2.5kgしかないのでコンパクトで持ち運びも楽です。
キャンプや車中泊などのアウトドアでおすすめのポータブル電源
Jackery ポータブル電源 1000
引用「Amazon.co.jp」
「Jackery ポータブル電源 1000」は、サイズ33.2 x 23.3 x 24.3はcmで重量が10.6kgです。
容量は278400mAh/1000Whで出力はAC×3・USB-A×2・USB-C×2・シガーソケットです。
アウトドアだけではなく災害時に備えて置けるポータブル電源です。
容量が1000Wh以上あるので停電が起きた場合でも約3~4日の期間に耐えることができる容量となっています。
別売りのソーラーパネル「Jackery SolarSagaシリーズ」と組み合わせることで、いつでもどこでも自由に充電することができます。
JVCケンウッド BN-RB62-C
引用「Amazon.co.jp」
「JVCケンウッド BN-RB62-C」は、サイズ は30 x 19.2 x 19.3cmで重量が6.5kgです。
容量は174,000mAh/626Whで出力はAC×2・USB-A×3・DC×2・シガーソケットです。
アウトドアだけではなく災害時に備えて置けるポータブル電源です。
日本製なので安全性は高く安心して使用できます。
cheero Energy Carry 450Wh
引用「Amazon.co.jp」
「cheero Energy Carry 450Wh」は、サイズ は30.6 x 18.4 x 16.7cmで重量が5.4kgです。
容量は450Whで出力はAC×2・USB-A×3・USB-C・DC×4・シガーソケットです。
アウトドアだけではなく災害時に備えて置けるポータブル電源です。
Smart Tap ポータブル電源 PowerArQ Pro 1000Wh / 278400mAh
引用「Amazon.co.jp」
「Smart Tap ポータブル電源 PowerArQ Pro」は、サイズは33.3 x 27.3 x 23.5cmで重量が10.425kgです。
容量は1000Wh / 278400mAhで出力はAC×2・Type-A×2・Type-C×2・シガーソケットです。
Smart Tapは2012年に設立した加島商事株式会社が作ったプライベートブランドです。
ポータブル電源のおしゃれなデザインが評価されていて、グッドデザイン賞を受賞しています。
Smart Tapの他の製品でワイヤレス充電機能付きのモデルもあります。
停電などの災害時の備えとしておすすめのポータブル電源
EcoFlow ポータブル電源 EFDELTA
引用「Amazon.co.jp」
「EcoFlow ポータブル電源 EFDELTA」は、サイズは40 x 27 x 21cmで重量が14kgです。
容量は1260Wh / 350000mAhで出力はAC×6・USB-A×4・USB-C×2・シガーソケットです。
宇宙開発分野でも使われている耐久性・放熱性の高い素材を使用しています。
また、他社の同じ容量のバッテリーに比べて軽くなっています。
アウトドアだけではなく災害時に備えて置けるポータブル電源です。
容量が1000Wh以上あるので停電が起きた場合でも約3~4日の期間に耐えることができる容量となっています。
1時間以内に80%の充電でき充電スピードに強みがあるのが特徴です。
MATERAS マテラス 大容量 ポータブル電源
引用「Amazon.co.jp」
「MATERAS マテラス 大容量 ポータブル電源」は、サイズは33 x 24 x 33cmで重量が21kgです。
容量は2220Wh/600000mAhで出力はAC×3・Type-A×3・Type-C・DC×2・シガーソケットです。
株式会社マテラスはポータブル電源や電動工具を中心に防災用品アウトドア用品の製造販売を行っております。
大容量でおきながらバッテリーには三元素リチウムバッテリーが使われていて、サイズの小型化や軽量化ができ更に従来品より長寿命です。
ALLPOWERS Monster X PRO ポータブル電源
引用「Amazon.co.jp」
「ALLPOWERS Monster X PRO ポータブル電源」は、サイズは24.89 x 24.38 x 37.59cmで重量が14.5kgです。
容量は1500Wh / 405405mAhで出力はAC×4・USB-A×4・USB-C×2・RV・シガーソケットです。
アウトドアだけではなく災害時に備えて置けるポータブル電源です。
別売りのソーラーパネルと一緒に利用することができます。
最後に
家庭での使用やキャンプ、車中泊などでの電源としての利用はもちろん、万が一の災害時に1台あると安心できます。
ポータブル電源を購入する際には、バッテリーの容量や出力端子の種類など、自分に使い方に合った物を事前に確認することが大事です。
この際に用途に合った商品を選んで快適に使用してみてください。