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みんな電力ってどんな電力会社?電力トレーサビリティを商用化とは?

 

みんな電力が世界初めてブロックチェーンによる電力トレーサビリティを商用化していくことが分かりました。どういったことが出来るのか簡単にまとめました。

 

まず、はじめにみんな電力について詳しく紹介していきます。

みんな電力とは?

みんな電力とは、2011年に東京都世田谷区でエネルギー事業を展開している電力サービスです。特徴は、「顔の見える発電所」というものです。顔の見える発電所とは、例えばス―パーなどに売られている野菜などに生産者の顔写真があると思います。それと同じように、「みんな電力」の発電所も、関わる人々や発電所の特徴、こだわりといった、発電所の“顔” を見える形にして提供しています。また、再生可能エネルギーで発電したFIT電気を積極的に仕入れており、現在では75%が太陽光を含めたFIT電気となっています。そして、今後は再生可能エネルギー比率100%を目指しているみたいです。

 

みんな電力が行っている3つの挑戦は下記のようになっています。

1

電力はもはや一部の人間が独占する財ではない。
おじいちゃん、おばあちゃん、ギャルも、ちびっ子も、
そして地域も、みんなが繋がり、電力を創り、財を得られる、
その仕組みを創る。

2

私たちは電力を選ぶ事はできない。
だから私たちが電力を選べる仕組みを創る。

3

日本の電気代は高い。
だから電気代を安くする良質な研究に
私たちはリスクを取って支援する。

みんな電力公式ページから引用

 

みんな電力の供給エリア

東京や関西エリアを中心に供給エリアが広がっています。

  • 東北電力エリア
  • 東京電力エリア
  • 中部電力エリア
  • 関西電力エリア
  • 九州電力エリア

 

エリア内であっても、オール電化料金プランはありません。

みんな電力の料金

 

基本料金 + 従量料金 × 月々の使用量 + 再エネ賦課金

みんな電力の料金プランは、上記のように基本料金と従量料金からなっていて月々の使用量で計算できます。また、その他にも再生可能エネルギー発電促進賦課金がプラスされる形になっています。

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、風力発電・地熱発電・水力発電などの再生可能エネルギー発電を普及・拡大させることを目的に、電力会社が再生可能エネルギーを買い取る際の費用を消費者が負担するためのものなのです。料金は全国一律にkWhあたりの単価が毎年国に定められ、単価をご家庭の電気使用量(使用電力量)に掛けた額が毎月の電気代に含まれます。

 

料金構成
 従量電灯B 40A
東京エリア 中部エリア
基本料金 1061.6円 996.8円
従量料金 24.54円/kWh 25.27円/kWh

 

料金構成は大まかに分けて上記のように基本料金と従量料金からなっています。さらに細かく見ていくと基本料金の中には託送基本料金と
ENECTION 利用料分けられて料金が成り立っています。従量料金の中には基準電源コスト、託送従量料金、販売手数料の3種類が含まれています。細かな料金は下記の表に記載されている通りです。

 

内訳 東京エリア 中部エリア
託送基本料金 561.6円 496.8円
ENECTION 利用料 500円 500
基準電源コスト 15円/kWh 15円/kWh
託送従量料金 7.31円/kWh 7.97円/kWh
販売手数料 2.23円/kWh 2.3円/kWh

 

みんな電力のキャンペーン

 

現在はキャンペーンはありません。

 

以前は東京電力エリア限定でsolamaki2.0(ソーラーパネル充電器)のプレゼントありました。

電力トレーサビリティを商用化とは?

 

仮想通貨のネムと世界初めてブロックチェーンによる電力トレーサビリティを商用化して電力供給に協力することがわかりました。

 

電力トレーサビリティでやろうとしていることは他の検索ページなどでは難しく書かれていると思いますが簡単に言うと

 

  • 指定した電力を消費したことの確認ができる
  • どこの電力会社で作られた電力を使ったかの証明ができる
  • 太陽光パネルで発電した電力でトークン化して販売や購入ができる

 

など他にも様々なことに利用できるようになります。しかし、まだまだ利用できるまでに問題は多いみたいです。電力トレーサビリティを利用出来るようになって電力が取り扱いやすくなれば嬉しいですね。

 

みんな電力のサービスまとめ

 

  • みんなに見える形でわかりやすくなっている
  • 再生可能エネルギー比率は現在は75%ですが今後100%を目指している
  • 電力トレーサビリティを商用化してより利用しやすくなる

 

電力トレーサビリティは世界で初めてやる取り組みで凄く複雑に見えますが利用できる用になればユーザーや企業に取って使いやすくなるのだと思います。

みんな電力は環境に優しくはありますがやはり価格は他社に比べて高くなります。再生可能エネルギーにごだわりがあり人にはおすすめしますが、価格を優先したい人にはおすすめできません。

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